老化・脊髄反射に鈍くなったのではなく慣れたのだ
ここ数年、アイロンに手がふれても、フライパンに手がふれても、わ!と驚くような気持ちが無くなった。
あ、触っちゃった。熱いな。
という冷静さ。
火傷をしているんだけど、その時はあまり気にならない。
それほど広範囲でもないし、痛みもないからだと思う。
しばらくして、水仕事をしたときに「痛っ」となって思い出す。
そういえば、さっきアイロン触ったんだったと。
こんなちょっとした火傷は昔からよくある。
最近は、ヘアアイロンでも何度か首に火傷した。
このときは、場所が場所なだけに会社の人にジロジロ見られてた。(笑)
多分、火傷になれてきたのだ。
だからそんなに驚かないのだ。
念のため、ネットでも調べてみる。
「熱いものに触って思わず手を引っ込めるという反応を脊髄反射という」
「脊髄反射は、生体の安全を守るために備わっている緊急避難的な運動」
さすがに熱いことは熱いとわかるので、長く触っていることはない。
一応、私なりの速さでその状況は回避する。
だから、多分大丈夫だと思っているが、熱く感じなくなってしまったら骨の老化とも関係しているとか不安になるようなことが書いてあった。
キャ!というような若い反応ができないのは、生きてきた年数とともに慣れてきたんだという話しを書くはずだったんだけどな。
調べたら、そんな笑い話でもないような着地点になり、少々ドキっとする。
老化だよと簡単に片付けてはいけないこともあるな。