やこの日記ブログ

子供の成長と、親として人としての私の成長の記録です。

もしもわが子が学校に行けなくなったら…

9/3(月)、あさイチで放送していた「もしもわが子が学校に行けなくなったら…」を観ました。途中で、会社に行く時間になったので、残りは録画してまで観てしまいました。

実は息子も、小学1年生の時に朝“お腹が痛い”と言って、登校班の皆と学校に行けなかったことがあります。3学期は、毎日私が歩いて一緒に学校に行きました。不思議と学校に着くとお腹の痛みがケロッと治るのです。

体の小さい息子は、ランドセルを背負って重い荷物を持って必死に学校まで歩いていました。それでも上級生の人と同じようには歩けなくて、ペースダウンします。すると、すぐ後ろを歩いている1つ上の女の子にランドセルを押されます。

そのせいで転んだりしたこともありました。こちらは年下とは言え男の子ですから、なかなかやめてくれとも言えず、結構つらかったのだと思います。それが何回か続いて、3学期の朝に“お腹が痛い”と言い出しました。

当初、私も気が弱いもんだから、そんなこと言ってずっと学校に行かなくなるんじゃないかと心配し、学校に行けと息子に言っていました。遅れてでもいいから、とにかく学校に行かせようと必死でした。

あさイチを観たときに、あの時は、本当にお腹が痛くなって、SOSを求めていたのだと思いました。ちゃんと気づいてやれなかったなと反省しています。

息子の場合、1年生の3学期だけ登校班では行けなくて、私と一緒に毎日学校に歩いて登校しました。2年生になってからは、なぜか登校班で行けるようになり、心配していた不登校にはなりませんでした。

学校に行けないわが子も、変わりなくわが子であると認めてあげること。当たり前のことなのに、学校に行けないことがまるで罪のように親の心にのしかかるのです。他人の目が気になってしょうがない。

今も時々、朝体調が悪いということがあります。学校を休むとまではいかないようですが、あさイチを観てからは、何かつらいことがあったら何でも言われよと声をかけています。そのせいかどうかはわかりませんが、今は落ち着いています。

学校は、楽しいようです。一人っ子の彼にとって、友達との関わりは、私のようなワガママ親の相手をするよりも数倍いいのでしょう。家では、私の相手もしてくれますけどね。(^_-)

学校なんて(っていうと怒られますが)、勉強しか教えてくれないなら行ったって意味ない。集団の中で、同じ年の人たちと、年上の人たちと、年下の人たちとの関わりを学べなければ、本当の意味での学校ではないと思っています。。生意気ですが。

こうして頭ではわかっているのに、いざ「不登校」となると身構えてしまいます。もっと、デーンと構えてないと、子供にしょうもない親だと見透かされてしまいますな。(^_^;)