やこの日記ブログ

子供の成長と、親として人としての私の成長の記録です。

衣装

学習発表会で6年生は、「杜子春」の劇を演じることになりました。

杜子春。。なんかなつかしい。しかも渋い選択ですよね。杜子春とは、芥川龍之介が書いた短編小説。すごくザックリ言うと自堕落な生活をおくる杜子春に、人間らしく生きることを遠回しに教える話です。

息子の役は、洛陽にくるお客です。先生から衣装の準備をお願いしますと案内がありました。お、手作り的な感じですね。幼稚園時代から小学6年生まで、しっかり手作りって初めてです。

先週、台風がいつ来るかって日に材料を買いにいきました。衣装の色は、薄い藍色か薄い黄緑色か薄い山吹色。。ってどんな色?薄い黄緑色と薄い山吹色はまぁわかりますよ。だけど、薄い藍色って何?藍色ってもともと濃いんですけど?

インターネットは便利です。薄い藍色出てきました!灰色に近いくすんだ藍色です。もはや藍色ではないような気もしますが、とりあえずわかって、トーカイに行って見つけました。生地はサテンです。

しかし、材料は買ったものの作成までにはいたらずでした。というか型紙があるわけでもないので、いろいろ調べた結果、適当な型も見つからず手探りで作らないといけないのだとわかったところで終わったのです。

次の週末は、芋掘りがあったり外出の予定があったりで、ちょっとギリギリになりそうな気配なので、9/26に会社を休み一日衣装作りに励んでおりました。なかなかやる気が起きなくて大変でしたが。

手探りってコワイ。なんの考えもなく、両脇を一気に縫う私。あれ、どっから腕を通すのさ。はい、ほどいてやり直し。肩を縫おうとして、これって頭通るんけ?と不安になり、何度もものさしで測り、ちょっと首を広げてみる。

ミシンは一気に縫い上げてくれるので、決まったら早いんだけど、決まるまでがモタモタします。夕方に襟を残して終了。疲れたー(-_-;)。あとは襟をバイアスで縫い付けるだけ。それが大変なんだけど。

夜に、また作業にとりかかり、ようやく襟も完成。で、息子は着れるのでしょうか。なんとか着れました。きつくないということなので、いいのかと思うけど。若干、袖の部分が狭いかなと思ったりしています。大丈夫かな。

その衣装の下には、トレーナーの上下か、ブラウスとズボンを着るとなっています。それも用意しないと。これって、他の人と合わせなくていいのかしら。今さら不安に。合わせるつもりなら、先生が用意するか。

本番までわからないので、とても不安だけど、それも楽しみして待ちます。