生活とリンクする勉強
息子から突然、問題を出されました。
Q.A車は道路を舗装するのに15日かかります。B車は道路を舗装するのに10日かかります。では、2台同時に使ったら、道路の舗装は何日で終わりますか。
学校で先生が出題したそうです。息子は最初わからなくて、誰かが“分数を使えばいいんじゃないが”と言ったところでピンと来たそうです。分数と聞いてもピントとこない私ですが。。(^_^;)
小学生時代、今よりずっとアホだった私も、大人になっていろんな経験をすることでそれなりの知識を得てきました。生活に即することで、わからなかったこともわかるようになってきました。子供の勉強を見て、そういうことだったのかと思うこともあります。
そういう意味では、学校の勉強を理解するには、ただ机に向かって参考書を広げてガリガリやるだけでは身につかないのかもしれません。生きるために子供も家族の一員として「生活する」ことが理解につながるのだ!
それはさておき。。今回の問題も、生活に即したことではないかと思いました。道路舗装車はそういう職業の方しか使わないでしょうが、それが別のものや人に置き換えたら、誰の立場にでも当てはまることかもしれないと。
だから、しばし頭を悩まして結局わからなかったことがとても情けないのです。(T_T) まぁ、正確な日数はわからなくてもおおよそはわかりますよね。
2台同時に使うから、B車1台でがかかった10日は絶対かからない。A車は15日かかるから半分の5日では終わらない。答え5日よりも長く10日よりも短い。そんな回答ではなく数式で表すちゃんとした回答じゃないとダメです。
答えがわからないというより、どう考えればいいのか思いつかないのがショック。イメージもわかず。。いっそのこと老化のせいにしてしまいたい気分です。
考え方としては、A車とB車それぞれが1日にかかる距離を分数で計算します。
A車は1/15。
B車は1/10。
この2つを足すと、2台が一日で作業する距離が分数で求められる。
1/15+1/10=5/30=1/6
つまり全体の1/6が、2台が一日で作業する距離。
答えは「6日」。
あぁ、スッキリ。朝から頭の体操でした。いくつになっても勉強ですね。すぐ忘れる年齢になったので、1ヶ月したらまたふりだしに戻りますけどね。(-_-;)