派遣社員・任せられた仕事の管理は誰がするのか
もしかしたら派遣あるあるなのか。
どの派遣社員もこういうことで悩んでいるのかもしれない。
長く派遣社員として一つの会社で働いていると、その仕事の全てを任せられるようになる。
どこにも社員さんが関わらないという仕事ができる。
しかし、社員は異動があったりでその担当は変わっていく。
社員の手から離れた仕事は、引き継ぎされることもない。
私が任された仕事を知っている人がいなくなる。
それって、本当にやんなきゃいけない仕事なのだろうか。
担当の社員が変わったタイミングでやめた仕事がある。
新しい年度のファイルが作られなかったこともあり、一旦止めてみた。
だけど今だに誰も何も言わない。
つまり元々誰も見ていないということだ。
意味のない仕事だったのだ。
誰かから言われ、やらなきゃいけないと思って派遣社員にやらせた仕事。
社員の新人研修資料に、派遣社員の仕事は全て把握していなければいけないとあった。
全ては難しいとしても、やっていることを知らないのはマズいだろう。
社員がどこにも関わっていないというのがいけないのだ。
仕事を頼まれたこちらもそうならない工夫をしなくてはいけない。
派遣社員だけで完結する仕事がないようにしなければいけないと思った。
もう1年ほどしたら定年でやめられる社員さんがいる。
毎年この時期になると来年度のカレンダーと手帳の準備を手伝っていた。
今年は引き継ぎする若い社員さんと派遣社員2人の4人で準備した。
その引き継ぎを私にしてほしいと言われたが、それは違うだろうとお断りした。
私たち派遣社員はあくまでお手伝いに過ぎない。
派遣社員なので、依頼された仕事は原則やるべきだ。
だけど、派遣社員に任せっきりの仕事を作ってはいけない。
止めどきもわからないし相談したいことがあってもできない。
こんなふうに、実は見えない仕事が多くなってきているのかもしれないと思う。