やこの日記ブログ

子供の成長と、親として人としての私の成長の記録です。

続・学年懇談会・子供に勉強させる方法

「ご家庭で勉強する環境を作ってください」

 

学年懇談会では、先生が中学3年生という学年の重要さを親である私たちにも話された。

1年後に後悔しないように、周りからもお膳立てする。

大事な子供の将来のため。

 

先生の立場からすれば、そういう話が出るのは当然だ。

おそらくどの家庭でも勉強する環境はできている。

しかし「勉強をさせる」というのはなかなか難しい。

 

本人にやろうという気がなければダメなのだ。

親がうるさく言うとなおさらやらなくなる。

まず勉強しようという気持ちに持っていかなければならない。

 

ただそれは今さら遅いかもしれない。

こういうのは勉強が始まった時に教えることなのだ。

それを今教えるのは、めちゃくちゃ大変だろう。

 

では、どうしたら今までよりも少しやろうかと思うようになるのだろうか。

「あんたこのままだと落ちるよ」

って脅すわけにもいかないし。

 

自分の時はどうだっただろうか。

夜は遅くまで起きていた。

友達が夜遅くまでやっていると言っていたからだ。

 

でも勉強はしていなかった。

夜中のラジオを聞いていた。

結局、部屋にこもってしまえば何をしていてもわからない。

 

話が元に戻ってしまうが、周りにできることは何もない。

強いていうなら、もっと先の話をすることか。

将来どんな自分になりたいか。

 

そういう話は時々するのだが、彼にはまだなりたいものがない。

いやあるのかもしれないが、私には話してくれない。

それが分かれば次の選択が選びやすいのだが。

 

中学生で将来はこうなりたいと意識している人は多くないだろう。

とりあえず高校へ、できれば大学へ。

そんな感じだろうか。

 

いつどんな選択でもできるように、勉強はしておいた方がいい。

確かにその通りだ。

でもそれは説得力にだいぶ欠ける。

 

子供は親の背中を見て育つという。

やっぱり何事にも一生懸命取り組む姿を親が見せるべきなのか。

ひたむきに頑張ることの大切さを。

 

となると私はずいぶん改めないといけないな。

だって、ずいぶん自由に生きている。

息子をその気にさせるのは、まだまだ先になりそうだ。