雪・早めの準備が大事である
朝起きたら、今シーズン初めてのそれなりの雪が降って積もっていた。
天気予報どおりだった。
「12/17(金)の夜遅くから12/18(土)の朝まで、降雪があるため十分に注意してください」
週の初めから、週末に雪が降るぞという情報をテレビもSNSも発信する。
前シーズンの混乱を教訓にしているからだろう。
若干、ピリピリしたムードがあるかもしれない。
すでにスタッドレスタイヤに交換していたので、車が走れないという心配はない。
ただ降り始めは道が渋滞するので、できれば家に帰ってから降って欲しいと願っていた。
当日、日中から風が強くなったり、突然雨が降ったり、かと思えば太陽が顔を出したりと目まぐるしく空が変わっていった。
気圧の変化が激しいからだろうか。
天気に詳しくなく憶測でそう思う。
仕事から帰る時間は風が強かったが、思ったほど寒くはなかった。
雪はまだ降っていないからセーフだ。
なんとか降り出す前に家に帰れそう。
明日、雪が積もっていたら、買い物に行けないかもしれないとスーパーに寄る。
スーパーは夕方に行ったせいもあるが、商品が品薄になっていた。
もしかしたら買いだめしている人が結構いるのかもしれない。
明日1日は外出しなくて済むくらいのご飯を買い込んでスーパーを出る。
風は強いがまあるい月が見えていた。
おかしな天気は、嵐の前ぶれかもしれない。
家に着いてしばらくしたら、ザーザーという雨風が窓にあたる音がする。
いよいよだ。
主人が帰ってくる頃には、少しみぞれのようなものが降り始めていた。
とりあえず1日の食糧を買いだめして、家族がみんな家に帰ってきたら安心した。
外が嵐でもそんなに気にならず、ぐっすり寝れた。
一度寝てしまうとそうそう起きないのはいつものことだが。
翌朝起きて、障子を開けたらうっすら積もっていた。
しかし、大雪と言われるような量ではない。
10時くらいには陽がさして、道路もすっかり見えていた。
ちょっとホッとする。
前シーズンは交通まひになり、物流が止まりスーパーの食品もしばらく少なかった。
不安への備えは本当に必要なのだ。