やこの日記ブログ

子供の成長と、親として人としての私の成長の記録です。

性格・誰も急かしていないのに焦ってる

私はいつも焦ってる。

誰も早くしてと言っていないのに慌てている。

 

やらなきゃいけないことは効率よくやってさっさと終わらせようとする。

だから会社で指示する人がモタモタなことを言うと、

「しっかりしてくれよ」

と本気で思う。

 

言われたとおりではなく、一番効率いい方法でサッと終わらせたい。

私はいつも誰と戦っているのか、負けたくない気持ちでいる。

なんでこんなふうに思っているのかよくわからない。

 

最近、あんまりたくさんのことを覚えていられなくなった。

ついでにしようと思っていたことをすぐに忘れるのだ。

席に戻ってから、あ〜、忘れたと思いながらまた席を立つ。

自分を腹ただしく思うこともあったが、だんだんもうそういう年齢になったのだと諦めている。

 

でも、仕事は早く終わらせるよりもひとつずつ丁寧にこなすことの方が大事だ。

 

ひとつずつ丁寧に。。

 

そもそもひとつずつしかできない。

そんなに器用じゃない。

あれもこれもできるわけがない。

なのに、一気にたくさんやろうとしている。

 

そんなバタバタとしてあせる自分が嫌で、ちょっとゆっくりすぎないかと思うくらいスローペースで仕事をしてみた。

すると、あれをやったついでにの「ついで」を忘れなかったのだ。

精神的なゆとりは、脳内にもゆとりを作ったのかもしれない。

 

焦るのはよくない。

それが冷静な判断を鈍らせる。

 

毎日やることが決まっていて機械みたいに働いているからか、だんだんスピード重視の仕事になっている。

スピードは速くなっても、質が落ちていっている気がする。

決められた時間で決められた仕事をしなければいけないという脅迫観念が、もしかしたら焦らせているのかもしれない。

 

誰も早くやれなんて言ってない。

 

もしかしたら、初めて就職した会社でそういうことを言われたのかもしれない。

いつも誰かと比べられていた。

そういう時代だった。

 

そんな呪縛からもう解き放たれて、もっと自分が思うように生きてもいいんだとわかっている。

年齢も年齢だし、我慢する方が難しくなってきた。

 

ペースをもっとスローにして、周りや自分をもっと観察しながらやろう。

そういうことで見えてくることもきっとあるだろう。

 

誰も早くやれなんて言ってない。(3回目)

 

それを呪文のように唱えながら、仕事も家事もしようと思う。