記憶・青春の1ページってやつです

「わー、懐かしいっ！・・えっと、誰さんだったっけ？」

今から30年以上前、短大時代を大阪で過ごした。
年賀状とかときどきラインをするくらいだけど、その当時の友達の一人と今でも繋がっている。

恥ずかしながら、短大時代は軽音楽部に所属していた。
いわゆるバンドマンだ。
当時はバンドブームだったから、そういう人は多かったかもしれない。

今では思い出すことも少なくなっていた。

大阪の友達Hちゃんのバンドは高校から仲が良かった女の子たちなので、今もときどきあったりするらしい。
私のバンドメンバーは、短大になって知り合った人ばかりだった。
今はもうバラバラで連絡を取り合うこともない。

先日、Hちゃんとのラインでバンドの時のビデオを見るデッキがなくて見れないんだよねって話になった。
そしたら、DVDに焼いてあげるよって言われて、送ってもらった。

懐かしい顔がたくさんあった。
私の記憶はその当時のものなので、本当に懐かしかった。
でもね、名前が出てこない。😭

記憶はあいまいだ。
顔は覚えているのにな。
かろうじて自分のバンドメンバーの名前は覚えていた。

あれから30年以上も経っている。
みんなどうなってるかな。
きっとびっくりするほどおじさんとおばさんだな。

最近、Hちゃんはバンドメンバーと当時の話をよくすると言っていた。
それはきっと子供が同じくらいの年齢になったからじゃないだろうか。

まだ自分が歌っているところまでは見ていない。
怖いもの見たさの気持ちと恥ずかしくて見られないっていう気持ちが交差する。
でも、やっぱり見たい。

ちゃんとやりきった感はないけど、あの頃はやりたいなと思ったものだった。
歌は今でも車の中とかキッチンで歌う。
昭和と平成初期のものばかり。
（息子が覚えてしまった）

他のメンバーはもしかしたらまだ続けているかも。
いつか会えるだろうか。

ちょっと古くさい言い方をすれば「青春の1ページ」ってやつだ。
そういう時が私にもあったのだ。
当時の気持ちまでは思い出せなくなってしまったな。。