ランチ会・みんな集まってご飯を食べれたことが嬉しかった

もうどのくらい経つだろう。
社内での飲み会は自粛され、送別される人は最後の日に挨拶だけして終わるということが。
みんながそれに慣れてしまった。

9月末で退職した同僚とのランチ会を企画した。
私は仲良くしていた方だったので近々2人でご飯食べに行くつもりだった。
そしたら、別の方々からも会いたいと要望があったので、なら一度みんなで食べればいいかと思い企画した。

ほぼ私都合の店と時間と金額で設定させてもらった。
人に意見を聞くのが面倒くさいので勝手に決めたのだ。
まあ、言い出しっぺは私だし。

誰も文句も言わずに「わかったよ」と言ってくれたので助かった。
お休みのお昼に7人のご婦人でランチ会である。

元同僚が退職してから3週間経った。
ランチ会では元同僚の新しい仕事の話しを聞いた。
今は準備で忙しそうだった。

顔色もいいし変わらずにいることに安心した。

お料理が思ったよりもたくさん出て、お腹がいっぱいになった。
みんな満足してくれたようでよかった。

そこでみんなが口々に言ったのが、
「久しぶりにみんなで外食できて嬉しい」
だった。

なんとなくまだ気持ちの上では自粛傾向なのだ。
コロナ禍で植え付けられた「自粛」は案外根強いのである。
これを打開するのはまた難しいかもしれない。

ランチ会が終わった後、私は元同僚と少しだけお茶をした。
いまだに元同僚はテレワークをしているんじゃないかと錯覚する。
辞めてしまったという感じがない。

今度は二人でランチすることを約束した。
たくさん話したいことあるんだよ。
彼女のアパートに遊びに行くつもりだ。

楽しみである。