やこの日記ブログ

子供の成長と、親として人としての私の成長の記録です。

全県模試・受験生は頑張っている

私はどうしてあの時頑張らなかったんだろう。
なんでもっと自分のことを一生懸命考えられなかったんだろう。

子供が勉強する姿を見るといつもこんなことを思う。


11月は立て続けにテストがある。
全県模試、中教研、期末テスト。
部活動や生徒会が終わっても忙しさは変わらないようだ。

その手始めが全県模試。
高校入試に近い形で行われる。
試験の結果もそうだが受験の雰囲気を味わう意味でも受ける価値がある。

息子は毎日自分の部屋で1時間でも30分でも隙間を見つけて勉強をしている。
なんとかいい結果を出したいと思っているのだろう。
以前は10時くらいに寝ていたのに、最近は11時を過ぎることもあるようだ。

友達が頑張っているとなおさらやる気になるだろう。
点数や順番も決して悪いことではない。
それが目安になるのだ。

全県模試の当日。
少し緊張気味の息子は朝からそわそわと落ち着かない様子だった。
主人が会場まで車で送ってくれた。
車の中で少々イライラしていたようだった。

試験が終わって帰宅した息子は元気がなかった。
「難しかった〜、時間が足らなかった〜」
珍しく自分からこんなことを言う。

いつも聞かないと答えない。
聞いても「だいたい書けたんちゃう」という素っ気ない返事なのに。

私はこの反応にちょっと驚いた。
「本番じゃなくてよかったね。時間配分も考えないといけないね。」
そういうことがわかって良かったのだと伝える。

本気で頑張ってるんだなと思う。


中学生の私はどうだっただろうか。
試験なんてただただ大嫌いだった。
近い将来のことも全く考えられなかった。
毎日を漫画とテレビで埋め尽くしていた。

この差はなんだろう。
私だって頑張れたはずなのに。
どうして戦おうとしなかったんだろう。

今ならわかる。
何も知ろうとしないのは愚かだということが。
中学生の自分は本当にバカだった。

息子は遠い将来のことまではまだ考えていない。
でも、すぐ目の前にある高校受験のことはしっかりと考えている。
すごいな〜。

しかし息子が頑張れるんだろうかと不安もある。
だって私の子供だし。
私ができなかったことをやれるのかな。

あ、主人の子供でもあるんだった。
私に似なかったのだ。
それはマジで良かったよ。