気持ち・絶妙に嫌な言い方をされる

「あ、珍しい。あんたがやるなんて。」
と言われて、私は絶妙に不快になる。

は？
私はすぐにその裏の意味みたいなものを感じとってしまう。
いっつもやらんくせに、ということを言いたいのかと。

こういう絶妙に嫌な言い方をする人がいる。
いちいちそんなことをいうのはなぜだろう。
そういう性分なのだろうか。

思えば、私の周りにはそういう人が多かった。

少し前まではすぐにそれに反応していた。
「何その言い方。誰がやってもいいやろ。」
ムカっとしてすぐに言い返していた。

そんな親しい間柄じゃない人には、
「お前はどうなんよ。」
と無言で訴えた。
無言だから届かないのだが。

そういうことに惑わされている自分が情けない。
最近は言い返さずに、はい聞こえませんでしたーとする。
気分が悪くなることはスルーだ。

この塩対応が相手の心に届くといいのだが。
あなたのその言い方が人を不快にさせているということを気づいて欲しいものだ。
そのうち大事なものを失ってしまうぞと。

人は防衛本能があるから、そういう人には近づかなくなる。
トラブルメーカーとは関わりたくないのだ。
こんなことで心を乱されるのは嫌なのだ。

相手にしない。
相手にされていないと感じ取らせる。
そんな高度なワザは難しいけど、ムッとして言い返しても相手を喜ばせるだけだと思っている。

心を乱さずに生きるのは、いくつになっても修行なのだ。